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GOOD DESIGN 2020 KIDS DESIGN AWARD 2016

Special Contents

ピンクー・シリーズの世界を語る
~翻訳家の美馬しょうこさん~

翻訳家:美馬しょうこ

笑顔あふれるやさしい世界へ

自分は、ほかの人とちがう。
たとえばそんな風に感じて、かなしくなったり、つらくなってしまったりすることはありませんか?

このシリーズは、みなさんと同じような悩みを持つものたちが主人公の物語です。

ピンクーは、体の大きさや色など、なにもかもがみんなとちがっていますし、キイロドリは、ほかの鳥たちと同じくつばさはあるのに、空をとべません。そしてゲコゲコミツメは、目が3つあります。でも、ピンクーたちは、くよくよしたり落ちこんだりしません。どの主人公も、悩みや問題を前向きにのりこえようとしていきます。自分が自分らしくいられるには、どうすればいいのか。みんなが幸せになるために、なにをすればいいのか。ひどい環境をよくする方法はあるのか……。ピンクーたちは、考え、行動し、そうして自分なりのしあわせを見つけます。しあわせの形はそれぞれですが、ピンクーたちが最後にいきつく先では、だれもがみんな(草木や岩も!)にこにこと笑っています。

このシリーズを読んだみなさんも、ピンクーやキイロドリ、ゲコゲコミツメになってみませんか。まずはできそうなことを、ひとつやってみてください。自分のすきな服を着る、お友達にやさしくする、ゴミをひろうなどなど。小さなことから、まずひとつ。それができたら、またひとつ。そうするうちに、自分のことをいいなと思え、自然と笑顔になれるはず。ピンクーになったみなさんの笑顔は、きっとまわりのひとたちを笑顔にするでしょう。どうか、ピンクー、キイロドリ、ゲコゲコミツメたちがたくさん増えて、この日本、いえ地球全体が、笑顔あふれるやさしい世界になりますように。

美馬しょうこ

関西外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。出産と子育てを機に、英・スペイン語の子どもの本の翻訳を志し、イスパニカにてスペイン語の児童文学翻訳を学ぶ。訳書は、産経児童出版文化賞・翻訳作品賞を受賞した『わたしのすてきなたびする目』(ジェニー・スー・コステキ=ショー作・絵/偕成社)、『ジャガーとのやくそく』(アラン・ラビノヴィッツ作・カティア・チエン絵/あかね書房)、『ピンクー にじのでるばしょ』、『キイロドリ ゆめをかなえる』、『ゲコゲコミツメ ふるさとのいけ』(ワールドライブラリー)など。やまねこ翻訳クラブ会員。

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