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よるのクロネコPETIT CHAT NOIR A PEUR DU SOIR

もし、まいごになったら、どうするの?

クロネコは、とてもこわがりです。夜になったら家から出ないようにしています。だって、足の裏から耳の先までまっくろなのに、夜に迷子になったら、きっと誰からも見つけてもらえないから。でも、ねえさんたちみたいに夜の森に出かけてみたいな…。

作者情報

作/ジョエル・フランツ・ローゼル

1954年、キューバ生まれ。作家、評論家、児童文学作家、イラストレーター。キューバの文学や文化に関する文章やエッセイも多数。キューバで大学卒業直後よりキューバの文学・児童書の専門家として活動を開始、ブラジル、デンマーク、アルゼンチン、フランスに暮らす。多言語に精通し、幅広く活躍する。ソルボンヌ大学修士課程でヒスパニック系アメリカ文学とキューバ児童文学を研究、フランス国籍を取得している。著書はアルゼンチン、コロンビア、キューバ、メキシコ、ブラジル、スペイン、フランスで出版され、9ヶ国語に翻訳されている。1997年の “Las aventuras de Rosa de los Vientos y Perico el de los Palotes”、2006年には “Pájaros en la cabeza” でホワイト・レイヴンズに2度選出されている。近年はスペインとラテンアメリカ諸国での出版・電子書籍のほか、フランス、スウェーデン、アメリカ、中国で活動している。

絵/ベッペ・ジャコッペ

イラストレーター。1953年ミラノ生まれ。ブレラ国立美術アカデミー(ミラノ)、School of Visual ArtsNY)で学ぶ。1989年以降、イタリアとアメリカの主要な賞を多数受賞。ユナイテッド航空をはじめとする広告イラストレーションのほか、絵本のイラストも手がける。2006年、トリノ映画祭でアニメ短編映画 ” Le roi du silence” が高い評価を受け、絵本として出版されると3×3 contemporary illustrationBest Children’s Book金賞を受賞。2009年には“The Enchantment Catalog” でCommunication Arts金賞受賞。 2003 2010 Society of Illustrators NY American Illustration Annualショートリスト選出、20112012 Society of Illustrators showに参加。ヨーロッパデザイン学院(ミラノ)で12年間指導にあたる。イタリアを代表するイラストレーターとしてパリ・ブックフェアに招かれるなど、ミラノとNYを拠点に世界中で活躍している。

訳/いぶき けい

1964年島根県生まれ。東京都立大学人文学部(仏文学専攻)卒業。出版社、絵本輸入会社勤務を経て、フランスで2年、米国で1年暮らす。帰国後、フランス語書籍の翻訳と紹介につとめる。訳書に『シュゼット ママへのおくりもの』(ワールドライブラリー)、『友だちになれたら、きっと。』(鈴木出版)、『フランスのヴィンテージデザイン』『ちいさな手のひら事典 ねこ』『世界の屋台めし』(グラフィック社)などがある。

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